昨年「基本情報技術者検定試験」を取得しました。
丁度色々システムが変わって難易度も下がったと聞いたので「また調整入る前に今のうちだー!」という感じで取りました。
相変わらずのギリギリ合格です、参考までに勉強方法や反省点などをまとめます。

ちょっと時間開いてますが
- 基本情報技術者試験の勉強方法がわからない
- 高得点じゃなくていいからとにかく受かりたい
基本情報の合格基準
2023年に試験方式や出題内容に大幅な変更があり、変更前は30%位(以下?)だった合格率が最近は40%以上とだいぶ合格率が上がっているようです。
科目A、Bそれぞれで600点以上必要
基本情報は科目A、科目Bの二回試験があります。
それぞれの科目で600点以上の点数が必要です。ちなみに点数の内訳は公開されていないので、何問以上が合格という判断はできません。
| 試験時間 | 問題数 | 解答方法 | |
|---|---|---|---|
| 科目A | 90分 | 60問 | 多肢選択式(四肢択一) |
| 科目B | 100分 | 20問 | 多肢選択式 |
科目Bの方が時間が長く問題数は少ないですが、プログラミング系の問題になるので解くのに時間がかかります。



あと科目Aの後に行うので集中力が切れないように注意が必要です
出題範囲について
全体の内容としては「テクノロジ系」「マネジメント系」「ストラテジ系」と分類されています。
出題分野の詳細については公式に「試験要綱」のPDFがあるのでそちらでご確認ください。





別の試験の内容も含まれているので、ちょっと探しにくいけど目次から「出題範囲」とやると見つかるよ
使用した参考書や勉強法について
- IT企業とかでもなかったので一般企業の社会人経験
- 独学のJavaとかVBAとかのプログラミング知識
今回勉強で使った参考書は3種あります。意外と多いんです今回。
- アルゴリズムの参考書
- 問題集
- 基本情報の参考書
- Webサイトの過去問道場
基本情報の参考書はシステムが色々変わる前に購入してしまったものがあり(やろうやろうで先延ばしになっていた)新しく色々変わっただろうと買い直したため二冊あります。
昔買ったシリーズは今は販売されて無いようで、後から買ったほうだけ掲載しています。
実際使用した問題集は4冊です
今回はちょっと多いのです。
正確に言うと一冊結構前に買ってやってなかったのがあり、さすがに古いのではちょっと・・・ということで買い直した結果こうなりました。
更に参考書だけでは自信が無くて問題集も買っています。
アルゴリズムだけを重点的に勉強する参考書
今回は科目Bの対策用ということで、アルゴリズムだけ分けて解説してある参考書を購入しました。
最初アルゴリズムなどに慣れてないと「?」となるかもしれません(私はなりました)
アルゴリズムの基礎的な部分を別の参考書かネット上の情報でもいいので少し勉強してからこちらの本を読んでみる方がスムーズに活用できそうに思います。
解説もしっかりしているし問題集の部分も何度か解いて活用できました。オリジナルの問題もあり過去問だけよりやりごたえがありますし、解説も見やすいので何度か解いて慣れるといいと思います。



何度も解くと問題を解くスピードも上がってくるので、一回じゃなくて何回かやってみるのも良いと思う
基本情報全体の過去問集
科目AとBどちらにも対応している過去問集です。
過去問は無料でもゲットできるのですが、公式の過去問は解説が無いので、こういった解説付きの過去問集も効率アップには良いと思います。
解説はほどほどに丁寧ですがちょっともの足りない部分もあるかも。
これ一冊で済ませたい時は理解できない部分を別の方法(ネットで情報検索したりなど)で調べたりする必要があるかなと思います。



これ一冊でやるよりは参考書と組み合わせた方がやりやすいかなと思う
内容が詳細で網羅的にしっかり勉強できるイラスト豊富な参考書
古い参考書が最新シラバス対応してなかったので追加買いしました。



参考書買ったまま何年も勉強して無かったという・・・
普段はギュッと容量少なめの参考書が好きなのですが、二冊目なので内容たっぷりなものを選んでみました。
ですがイラストでの解説が私には全体的にちょっと見辛く感じてしまいました(使ったことが無いので慣れるかなと思って買ってみたのですが慣れなかった)
内容についてはとても丁寧に書いてあって、多分この本しっかりやって理解できていればほぼ穴が無いんじゃないかなっていうくらい充実していると思いました。
まず本の厚みが凄いよ!重いよ!
見辛いといっても内容が悪いわけではありません。絵もかわいいですしわかりやすいと思います。
単純に私が文章メインでポイントにちょっとイラスト位な方が好みなだけです。
イラスト解説が多いのが好きな人にはとても良い参考書だと思います。



イラスト解説はコミカルな感じなのでテンポよく進められそうです
イラストより文章メインのスタンダードな参考書が好きならこっちがおすすめ
私のようにどっちかというと文章がメインで部分的にイラストが入ってるくらいが好きであればこちらがおすすめかなと思います。
「これが出る!」が見やすいので私はこういうタイプが好きです。
こちらは実際に使ってはいないので本屋さんやサンプルで内容確認した感じの感想です。
実際の勉強方法
基本的には勉強の流れはITパスポートの時と同じです。


参考書は内容が理解できるまでがんばる
何となく練習問題が解けても、内容の理解ができていないと応用的な問題が出た時に対応できなくなります。
アルゴリズム等は特にしっかり理解できるように頑張って勉強しました。



完全に理解できているかは・・・わからんけど・・・
隙間時間は過去問道場でひたすら過去問を解く
今回もITパスポートに引き続きとてもお世話になりました!
隙間時間の勉強の強い味方過去問道場です。
出来るだけ対応範囲(年度)を広げて数をこなして少しでも結果に繋がればなと頑張ったつもりです。
こちらで自分の習熟度チェックしながら進めていきました。



ちなみにITパスポートでマイページ作っていましたが、基本情報はまた別物として登録が必要でした
注意!過去問ばかりに時間をかけ過ぎない!
過去問道場での勉強は成果も見えて楽しいけど、過去問ばかりで参考書の勉強がおろそかになると新しい問題に対応できません。
過去問以外の問題で慌てない為にも参考書の理解度もしっかり上げるように勉強してくださいね!
勉強時間は70~80時間位?
三週間くらいかな?(最初に参考書を買った時にも少し勉強したかもしれないのでもっと多いかも)
しっかり計っていないので概算です。
実際の試験時間で過去問をやったりしているので結構時間はかけて勉強したと思います(休みの日とかに時間を多めにとってやりました)
よく勉強時間について書いてあるので一応書いていますが余り参考にならないかも。
アルゴリズムは参考書で最初に勉強
全体の勉強する前にアルゴリズムを先にやりました(参考書も買ったので)
最初参考書読んでもちょっと理解できてなかったので(悲)ググって掲示板の解説なんかもあれこれ参考にさせてもらってようやく先に進めた感じです。
私の場合文字で見ても何となく頭に入らなかったりするので、実際のコードにするとイメージしやすかったです。



わからない場合は黙々とにらめっこするより、ググってみたり別の参考書で勉強するとかやり方を変えてみるといいと思います
計算問題系は頑張って覚えよう
私は覚えきれませんでしたが(悲)計算問題はやり方を理解していないともうカンに頼るしかありません。
頑張って覚えてください。
試験日について
持ち物などは前もって確認しておく
持ち物については会場によって多少違いはあるようですが、基本的に必要最低限しか持っていけません。
ハンカチやティッシュは可能となっていますが、確認や制限があったりするので前もって会場のルールを確認しておくと当日焦らず安心です。



基本情報ではないですが、友人が試験中はマスクは外せないといわれたそうで「マスク外せないと鼻かめないからティッシュ意味ない!」とちょっと焦ったそうです。花粉シーズンは大変・・・
午前の部がボロボロでも諦めないで!
午前と午後が終わらないと得点が出ないので、私は午前の部が相当ボロボロでかなり沈んでいました。
正直「午後の部やってももうだめじゃん」て思ったものの、結果も出てないし自分の実力の確認と思って気力を振り絞りやった結果、午前の部がチョーギリギリ「630点」で受かってた(笑)
そんなこともあるので、ダメだと思っても諦めずに頑張ってください!
まとめ
基本情報技術者試験はシステムが変わってからは通年で受験が可能になっています。
合格率も以前に比べて上がっているので、就職に有利かはわかりませんが勉強したことは無駄では無いので、IT系の企業に勤めている、IT系の勉強がしたいということであれば力試しとして勉強してみるのも良いかなと思います。







