【REALFORCE】静電容量無接点方式のキーボードを買ったよレビュー

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当初の予定を大幅に上回るお買い物となってしまったこちらの「REALFORCE SA R2 R2SA-JP3-IV」という東プレの静電容量無接点方式という構造のキーボード。

購入してからだいぶたったので特徴や使用感などのレビューをしてみました。

目次

REALFORCEキーボードの特徴は?

使用感レビューの前にREALFORCEの特徴や、そもそもなんでこんなに高いキーボード買ったのかをお話しします。

静電容量無接点方式という構造のキーボードは高価

まず価格が何でこんなに高いのよ?っていうことろですが、このキーボードの一番のポイントとなる構造。

安価で販売されているキーボードは「メンブレン」や「パンタグラフ」と呼ばれる構造のものが一般的で、細かい部分は端折りますが一枚のシートが入っていてそれに接触することで反応するタイプですが、静電容量無接点方式の場合は名前の通り「無接点」で反応します。

なんで無接点で反応するのさ?とかいう難しいところはこちらの記事では置いておいて、とにかく反応する際のスイッチ部分が違っているんだなぁ、ということです。

この構造でメリットとなるものは?

  1. 非常に軽い力でキーが入力できる
  2. 非接触なので物理的に摩耗しにくい
  3. 静音性が高い

正直えらい高いキーボードだったので、当初は正直「こんな高いのは無理だわー」と思っていたのですが、調べていくうちにどうしても欲しくなってしまった理由が「キーを押す際の軽さ」です。

押し込む感覚がなく、軽いタッチで入力が可能

幸い近くの家電量販店に実機があったので、触ってみたのですが、今までのキーボードと明らかに押したときの感覚が違いました。

正直家で使っているキーボードや、職場のキーボードはパソコン本体に付属のものなので、それなりのお値段のキーボードであれば他のキーボードでも結構入力した感じ軽いなー、というものはありました。

でもREALFORCEの特にキー荷重30のものに関しては、明らかに軽いと感じました。正直軽すぎて逆に変な感じもしました。

押した感じがポチっていう感じではなくてスコンとキーが落ちるような感じ?音も全くしないわけではないのですが、カチカチという音はせず、代わりにポスッ?という感じの軽い音がします。音まで軽いですよ。

メカニカルキーボードのスイッチでもそうですが、この入力時の感覚は完全に好みがわかれそうです。

実際に使ってみたREALFORCEの感想

購入から1年以上「REALFORCE SA R2 R2SA-JP3-IV」を使ってみての感想です。

前提条件として実際に使っている環境についてはこんな感じです。

項目詳細
使用する場所自宅の部屋(移動しない)
接続しているパソコンデスクトップパソコン
文書入力などの主な内容日本語の文章の入力。プログラミングのコード入力。
入力以外の使用ゲームでは使用していない。

使ってみて良かったと思うこと

  • 軽い力で入力できるので長時間の作業でも疲れにくくなった
  • 本体の重量があるため、安定感があって使いやすい
  • 入力時の音が若干静か
  • ストロークの深さは調整が可能
軽い力で入力でき、長時間作業で疲れにくいと感じた

今回私が一番期待していた、入力作業の際の負担軽減。軽いタッチで入力できるようになり、キーボードに慣れてくると長時間の作業でも疲れにくくなったなと個人的には感じてます。

ストロークの調整も可能なので、軽すぎて誤入力が多いようであれば少し深めに設定したりと、使い始めはちょっと色々探りながらでしたが、今は快適です。

ずっしり安定感がある

本体重量はデメリットでもありますが、ずしっと重みがある分本体位置が勝手にずれにくく、安定感があって私は作業しやすいと感じました。

静音性もそこそこあり

まったく音がしないわけではないですが、キーボードを叩いた時のカチカチという音はほとんどないので静かだと思います。

静電容量無接点方式の特有のコスっと空気が抜けたような音や、物理的にキーを叩く音はしますが、キーを下まで押し込まないで済む分多少軽減されていると感じます。

ストロークの深さは調整が可能

ストローク(キーを押してから反応するまでの深さ)については私の機種は調整が可能でした。全体の調整の他に、公式ソフトウェアをインストールすれば個別の調整も可能なので、押した感じにしっくりこなければ、こちらである程度調整は可能です。

気になった点は?

  • 使い始めは軽過ぎて使いにくく感じた
  • 有線なのでケーブルが邪魔

使い始めは軽すぎて逆になれませんでした。今までとだいぶ押し心地が違うので、慣れるまでは入力ミスが増えました。ただこれに関しては慣れの問題なので、慣れてしまえば特に気になりません。

職場で使うキーボードは違うので、ちょっと混乱しますが、これも慣れですね。

ケーブルについては有線のUSBケーブルなので、どうしても机の上がごチャットするのは仕方ないですね。

入力の軽さは他のキーボードと比較してどうか?

個人的にはREALFORCEはお気に入りですが、お値段も高いしデザインの幅とかは少ないです。

キースイッチの色やデザインが豊富なメカニカルキーボードや、持ち歩きに便利な薄型のキーボードのパンタグラフでは押し心地はどのくらい違うのでしょうか?

手元のキーボードでの比較ですが、ちょっと試してみました。

メカニカルキーボード

キースイッチによっては結構軽い入力感になります。最近ではピンク軸など静音性も高いスイッチも出ているので、同じようにクリック感が軽めのものもあります。

値段的にはREALFORCEと同じくらいになってしまいますが、私と同じように軽い入力感を求めていて、尚且つでデザイン的にも楽しみたい方にはこちらも選択肢としてありだと思います。

ちなみに私が持っているメカニカルキーボードはこちらの赤軸です。

私の購入した荷重35のREALFORCEと比べてしまうと入力したときのクリック感はしっかりしていて「軽い」とは感じませんが、これは基準がどこかという感じですね。

パンタグラフ

パンタグラフは薄いので軽いキータッチなイメージですが、薄い分キーを押すと下までしっかり押してしまうので、意外と硬い感覚です。逆にストロークは長いですが、メンブレンはものによっては結構軽い感じで入力できるなと思いました。

私が持っているパンタグラフのワイヤレスキーボードはこちらの商品です。

もしお店で見かけて、触ってもOKなお店であれば実際に色々試してみるとより希望に近いキーボードが見つかりそうです。

まとめ

結論から言うと高い買い物でしたが、それに見合った満足感がありとても満足なキーボードでした。

自分の目的(私の場合は軽く入力できること)とあっていれば、メインで使うキーボードとして長く使う予定であれば頑張って手を出してもいいんじゃないかなと思います。

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