- スプレッドシートで漢字変換ができない時の対処法が知りたい
スプレッドシートで日本語の変換処理ができない?!
正確には一回だけ変換されるけど、候補の一覧も表示されず、それ以外の変換処理も行われない状態です。
とりあえず、スプレッドシートの再起動をしてみたり、ブラウザの再起動をしてみたけど効果なし。
他のタブ上では変換ができていた(Googleで検索する時は変換出来ていた)PCは再起動していません。ちょっとしたバグだったらこれだけでも直るかと思ったのですが直らなかった。
変換処理ができないと入力作業が進みません・・・というわけで散々ググったりして試した結果、解決したので共有しようと思います。
私のパソコン環境
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Windows11 |
使用ソフト | Google スプレッドシート |
接続環境 | オンラインで使用 |
試してみたこと
- Google スプレッドシート側の設定を変更する
- Microsoft IMEのオプションを変更
Google スプレッドシート側の設定をいじっても治らなかった
そもそも変更できる項目が少ないかなと思いましたが、一応確認のために見てみました。
「ツール」⇒「オートコンプリート」内の項目のチェックを付けたり、外したりとかしてみたけどやっぱり関係なかったようです。
「ファイル」⇒「設定」を開いてみたけど、文字変換に関係ありそうな項目は無いっぽい。

というわけでやっぱりスプレッドシート側では解決でき無そうかなと判断しました。
それ以外の原因を探ってみることにします。
Microsoft IMEのオプション設定を変更してみる
となるとパソコン側の入力の設定の見直しになるかなと思います。
まずは設定画面を開きます。
まずはIMEのオプション画面を表示する



意外にここまで到達するのメンドイですね。
検索ウィンドウに「IME」と入れたら簡単に出てきました・・・上記の情報は一応情報としてそのまま掲載。
Microsoft IMEの「互換性」設定を変更

たぶん何も変更していなければ初期はオフになっている(私はなっていた)

これで設定の変更は終了です。
ボタン一つで簡単に解決!ここ開くまでの方が長かった・・・(笑)
どうしてIMEを以前のバージョンにすると直るのか?
「どうして」の回答にはならないけど、公式サイトに「Windows 11 で新しい IME を使用すると、Excel が停止または終了する場合がある」というものがあるので、この辺が影響しているのかもしれない。
こちらでも解決策として「IME」の互換性の設定の変更を説明されています。
下記は公式のページです。
こちらを見ると、最後の方に「注: 互換性設定を長期間使用するのではなく、この問題の影響を受けるユーザーのための一時的な回避策として使用することをお勧めします。」とあります。
バージョンアップで不具合改善してもこのままだと反映されないからとかなのかな?と勝手に憶測しつつ、該当の症状が改善しないと戻せないよねとも思う・・・
もしすぐに戻す予定がない場合は、バージョンアップで改善したら戻すのを忘れないように気に留めておくようにした方が良さそうです。
さいごに
公式で不具合が起こっていたようなので(情報のページは2022/7/14のもの)こちらも関係しているかも?しれませんが、別の要因かもしれません。
はっきりわかりませんが、とにかく解決できたので良かったです。
上記でも書いていますが、この対策はあくまで「一時的な回避策」と書かれているので「長期間使用するのはおすすめできない」そうです。
ずっと古いバージョンの設定のままというのも、余り良くないかなと思います。
なんにせよ、直らないとどうにもならないので、こちらで設定を変更して解決したい方は、一応「一時的対処」ということを念頭に置きつつ、いつ設定を戻すかはご自分の判断で(自己責任)でご利用くださいね。
暫くしたら設定を戻しても問題は起きなかったので、ご自分のタイミングでたまに設定を戻して、症状が起きるか試してみるといいのかもしれません。