- キーボードが汚い気がするので何とかしたい
- キーボードをできるだけきれいに長持ちさせたい
実は思っているよりもかなり汚れているキーボード・・・!
よくよく考えてみたら毎日触っているキーボード。手垢やホコリ等々でかーなーり汚れている。
ちょっと調べると「トイレの便座よりも汚い(雑菌が多い)」なんて記事も見つけました。予想以上です・・・!
以前使っていたメンブレンのキーボードの時にとてもお世話になったキーボードカバー。
最近は使っていなかったのですが、薄型のキーボード用のものも売っているらしいので情報をまとめてみました。

キーボードカバーを取り付ける目的は?
キーボードーカバーを取り付ける目的は主に以下の2つです。
- ゴミの侵入を防ぐ
- 汚れを防ぐ
目的としては上記なのですが、実際に使っていると他にもありがたいことがありました。
- 若干タイピング音が軽減される
- 打撃時の衝撃が軽減される
クッション性のある素材であれば、入力音の軽減や、タイピング時の手への負担の軽減もちょっとは期待できる可能性があります。
実際メンブレンキーボードを使用していた時は、キーボードカバーを付けているときの方が沈み込みが少なくなって、スムーズに入力ができるようになったと感じました。もちろん個人差はありますが。
対応しているかどうかは形や素材を確認

キーボードにかぶせるような形で使用するキーボードカバー。
つけたまま作業するため、厚みによってはキーでの入力作業がやりにくいと感じる場合もあります。
厚みだけではなく、押した感じの柔らかさや、耐久性など、素材による違いを比較してみました。
形状の違い
- フラットタイプ
- キーごとに区切られた専用カバー
どんなタイプにでも対応できるフラットタイプ
キーごとにへこんでいないフラットタイプです。
どんなタイプのキーボードにも対応できるのがメリットなキーボードカバーです。
フラットなので汎用性があり、ノートパソコンのキーボードにも使用できるものもあります。素材が柔らかく、柔軟性の高いものだと意外としっかりキーが沈んでくれるので入力しやすいようです。
専用カバーなどキー単位で区切られフィット感が高いタイプ
フィット感が高いので使い勝手は断然よく、隙間からのゴミの侵入もより少ないです。
キー単位で区切られているので、キーボードカバーをしたことでの違和感も少なく、フラットタイプと違ってブラインドタッチの場合もある程度凹凸が感じられるおかげで、入力がしやすいと感じます。
注意点として専用のキーボードカバーが販売していないことも多く、似たタイプのものを無理やり使ったりすると使用感が悪くなったりします。
基本的には専用のカバーを使用するように注意しましょう。
水洗い可能なキーボードカバーが多いけど・・・

キーボードカバーは使用条件からみてもほぼ確実に汚れます。
正直カバーしないでキーボードを使っていると気づいていないだけで、こんなに汚いのかといざ気付いてみるとさーっと血の気が引くレベルで結構汚くなってたりします。
たまーにでいいので、ベタついたり何となく気になってきたら中性洗剤なんかで洗ってあげると、またキレイに使えますよ。
ただ可能性として水洗いができないものもあるかもしれません。
大抵の場合は商品の仕様情報に洗っていいかどうか、洗う場合はどうやって洗うかは書いてあると思うので、念のために確認しておくことをおすすめします。
洗えなかったら汚れたら買い替えになっちゃうのでもったいないですし、購入前に確認しておくといいです。
お手入れの仕方
シリコン製であれば、中性洗剤(食器用洗剤)で優しーく洗ってあげて大丈夫だと思います。強く引っ張ったり引っかいたりひっかけたりしなければ、そうそう壊れないと思います。
できたら水に近いぬるま湯がいいかな。熱いお湯はやめましょう。
ゴミはすぐに取れると思いますが、手の油分による汚れがちょっと厄介です。焦らず丁寧にやりましょう。
上記の通り水洗いを推奨していない可能性もありますので、作業前に商品の取扱説明書は確認して自己責任でお願いします。
シリコン製のキーボードカバーが洗ってもきれいにならない原因は?
洗っても汚れが取れない原因として、使用条件にもよりますがシリコンは使っていると経年劣化で変色する場合があります。黄色っぽいくすんだ感じ(に私はなった)
こうなっちゃうといくら洗っても透明にはなりません、残念ながら。
汚れではなく劣化の場合は、諦めてキーボードカバーにお礼を言ってお別れして新しいのを買いましょう。

穴が開いたりしていないのであれば、汚れでは無いのでそのまま使うこともできると思います。ただちょっと黄ばんでるなーと思うだけです
キーの凸凹がしっかりある専用のキーボードカバーを購入する際の注意点
キーごとにしっかり被るような作りなので、配置が違うと変に浮いてしまったりときちんとはまりません。
キーボードのキーの数(フルサイズか、テンキーレスなど)を確認して購入する必要があります。
- キーボードのキーの数(フルサイズ、テンキーレス、何パーセントサイズかなど)
- US配列(英語)かJIS配列(日本語)かの確認
- 自身のキーボードの型番
フリーサイズの場合は自分でカットしてある程度合わせることもできるかもしれませんが、凹凸がしっかりあるタイプは基本的にはサイズが合わないと使えないです。
配列の並びの違いは重要です。購入前に必ずご自分のキーボードの配列とあっているか、もしくは専用のものを購入しましょう。
私は以前専用のものが売ってなくて、無理やり似たものを使ったことがありますが、やはり微妙にずれてしまい、しっかりキーにかからず打ちにくくて結局諦めたことがあります。



無理やり合わせようと、ハサミで切ったりして調整したりもしたんだけどね・・・
フリーサイズのキーボードカバーのおすすめ商品
フリータイプなので、比較的どんなキーボードにも使えるのが良いです。
専用サイズが無いならこちらが安心。



フリーサイズではありますが、合わないこともあります
エレコム 汎用タイプのフリーサイズキーボードカバー
フリーサイズなので好きなサイズにカットして使用することができる。自己粘着素材なのでキーボードのサイズに合わせてカットしたカバーをキーの上にくっつける(くっつく)だけ。
サラッとした手触りで、透明度も高くキー表面の文字が見やすい。柔らかく伸縮性がある素材なので、押した際に引っ張られてキーが干渉してしまうこともなく、スムーズな入力が可能。
サンワサプライ 取り付け簡単なシャワーキャップタイプ(使い捨て)
くるっとキーボードにかぶせるタイプのキーボードカバー。カットしたりする手間がないのですぐに使える。かぶせるだけなので、ある程度のサイズに対応できそうです。
ただし、幅が大きすぎたり厚みがあるものだと場合によってはぱっつんぱっつんで使いにくいようです。ある程度はサイズを測って余裕を持たせた方が使いやすいかもしれません。
こちらは使い捨てタイプです。職場など、どうしても複数の人が頻繁に触るキーボードなんかにつけておくと汚れたら取り換えられるので、衛生管理がしやすいのではと思います。もちろん個人での使用にもおすすめ。
薄型のノートパソコン用のキーボードカバーもある
非常に薄いノートパソコン対応のキーボードカバーもありました。ノートパソコンのキーボードはそれ自体が薄型なので、やはり厚みの部分が重要かなと思います。
ノートパソコン用薄型キーボードカバーのおすすめはこれ!
エレコム フリーサイズのノートパソコン用キーボードカバー
大き目のノートパソコンにも対応できるフリーカットタイプのキーボードカバーです。
自己吸着タイプなので、テープで止めたりする必要がなくすぐに使えるのも良いですね。
Surface Proシリーズは適合機種に注意
Surface Proシリーズは専用のカバーが販売されていました。
ですが同じSurface Proでも互換性がない可能性があります(そもそもサイズも違うことがあるので)
商品の紹介に適合していない機種名がはっきりと書いてあることもありますが、絶対じゃないと思うので、必ず自分で適合機種を確認しましょう。
不安であればフリータイプのものを購入するのもアリです。
ちなみに私はSurfacePro用のカバーは購入していません。汚れは気になるのですが、持ち歩いたり、取り外したりが多かった為、購入しませんでした。
キーボードカバーが向かないキーボードはメンテナンスしよう
私は普段、静電容共無接点方式のREALFORCEを使用していますが、こちらについてはキーボードカバーは使わずに使用しています。
使い心地が気にならないなら専用はないですが、かぶせるタイプとかで対応は可能かと思いますが、実際に使ってみたら私にはちょっと合わなかったので・・・
静電容量無接点方式や、メカニカルキーボードなどキーキャップを外せるものに関しては、キーキャップを取り外してキーキャップを洗浄することができます。
もしくは一個づつウエットティッシュなどで拭いてあげてから戻すだけでもちょっとはきれいになります。
キーキャップを外した後の本体側のほこりなどは、エアダスター、もしくは静電気が発生しないブラシなどを使って優しくお掃除するといいと思います。
壊さないように丁寧に慎重にやりましょう。
お掃除の際の注意点
- キーキャップの取り外しは慎重に
- 本体の隙間のお掃除もごしごし注意
- キーキャップを洗浄する場合はぬるま湯で
- 濡らした場合はしっかり乾燥させてから戻します
キーキャップ取外しは無理やり力を入れてぐいぐいすると折れたりする可能性もあります。力任せにやらずに角度などに注意して慎重にやりましょう。
隙間の掃除の際もあまり力入れ過ぎないように注意しつつ、必要に応じてウエットティッシュやホコリだけ取りたい場合は適当なブラシでささっと優しくやってあげましょう。
- before
-


- after
-


ちなみに間のホコリだけちょっと掃除したいなら100均で売ってたお化粧用のブラシでも結構きれいになったよ。
上記の静電気防止ブラシの方が良さそうだけど、今回はブラシが柔らか過ぎてちょっとゴミが取れなかったので化粧ブラシにしました。
上のホコリ掃除で使った100均ブラシ


洗浄の場合はあまり熱いお湯は使わない方がいいと思います(変形したらまずい)やるならぬるま湯で!
洗い終わったらしっかりと拭いて水気が完全になくなってから元の位置に戻します。
位置が分からなくなりそうなときはキーを外す作業前に配置を写メってもいいし、REALFORCEなら専用ソフトウェアを開くと配置も見れるのでお手軽に確認できます。
まとめ
ほこりやゴミが隙間に入ってしまったり、自身の手の汚れ(どんなにきれいにしているつもりでも)などで知らないうちにえらい汚くなってしまっているキーボード。
パソコン作業するうえで最も大切な相棒であるキーボードをちょっとでもきれいに長持ちさせるために、キーボードカバーは効果的だと思います。キーボードカバー自体のメンテナンスも行うことで、使用者もより衛生的にパソコン作業が行えそうです。
カバーの厚みやキーボードとの相性(サイズ、配置)を考えて適したものを利用してください。








