以前割と奮発して買った27インチのモニター(液晶ディスプレイ)。今までは22インチ?位のを使っていたので大きいし、物もちょっと安くなっていたからと奮発して高いやつを買ったんです。
そんな私にとっては高価なモニターが・・・
買って1年未満。地震の時に倒れてぶっ壊れました・・・泣くしかない。
とりあえずメーカーに修理依頼の相談をしてみました。
1年未満だけど、転倒なので当然メーカーの無償保障対象外。しかもモニターがばっちり壊れていかるから、すごい高い(概算価格で買った価格よりすでに高かった(笑))ほぼ全取り換えだもんね・・・
電話の向こうのおねえさんも優しい声で「新品買った方が安いかもしれません・・・」とおっしゃっていました。LGのコールセンターの人はちゃんと感じいい人でした。
直せないので新しモニターを購入する
とにかく泣いても笑ってもこのままではPC使えないので、新しいモニターを購入することに。まず前回のモニターと同じものは買えない(高いし、もともとセール中だったから買ったし)
かなり予定外出費なので、価格重視で必要最低限のモニターを買おうと決意。
購入したモニター「VG249Q1R-J」のレビューはこちら
モニターについて検討したこと
とりあえずお金がないので(悲)必要な部分をしっかり絞り込んで商品を選ぶことにしました。
- モニターサイズは22~24インチ
- 液晶パネルはIPS
- HDMI端子は欲しい
- 30,000円以下
- VESA規格対応
価格的には正直もっと下げたかったけど、前回が良かっただけにあまり妥協しても後悔しそうなのでちょっと頑張って二万円代で検討。
HDMI端子についてはパソコンでの使用の為ではなく、場合によってはゲームモニターや映像機器(ブルーレイプレイヤーとかを接続)として利用する可能性も考えてのポイントです。
「VESA規格」についてはモニターアームに取り付けるために必要なものです。スタンドとして使用する予定であれば不要です。
規格の種類もいくつかありますが「100mm×100mm」もしくは「70mm×70mm」に対応しているのが主流のようです(他にもある)モニターアームを使う予定がるのであれば、先に対応の規格を確認しておくと失敗しないと思います。
結果買ったモニター(液晶ディスプレイ)は?
というわけで今回購入したモニターは23.8インチのゲーミングモニターです。最近はゲームしてないからゲーミングじゃなくてもよかったけど、今後ゲームするかもしれないし・・・
大きさについては以前21.5インチのモニターを買ったのですが、個人的には文書作業メインとしても22インチ以上ないと小さくて作業しにくいと感じました。
サイズ感については通販の場合は当然実物を見れないので、商品サイズを確認(商品寸法を机上で測ってイメージするとか)してから買った方がいいと思います。届いてみたらなんか小さい(もしくは大きい)という失敗をしないように。
ちなみに実際に私が買ったのは「VG249Q1R-J」です。この記事を書いている時点で後継機が出ていたのでそちらを貼っています。
ちなみにスタンド部分については今回比較内容に入れていません。理由は後述しますがスタンドを使う予定がないからです。
モニターが壊れるという悲劇を回避する方法
地震や不測の事態で起こる揺れに対して、揺れないようにするためにはスタンドを無理やり固定する(接着する)方法が考えられます。下記商品のような転倒防止用のベルトとかジェルマットとか。
でも、それも完ぺきではないし、画面が固定されて使いにくくなってしまう。
そこで私が今回選んだのがモニターアームです。
設置する際はスタンドではなくモニターアーム!
モニターアームの使用目的として、以前テレビでは「好きな角度に調整できるので良い姿勢で作業できて良いヨ!」的な感じだったと記憶しています。
でもそもそもこれ、モニターをアームに固定しているので、揺れても倒れる心配がない。アームを固定しているテーブル自体が倒れれば終了ですが、そこまでの対策は考えても仕方ない。
というわけで、さっそく良さそうなモニターアームを探し見ることにしました。
「モニターアーム」とは?何を基準に選べばいい?
こちらも今回の選択ポイントをザクッとまとめてみました。
- 対象モニターに取り付け可能かどうか
- モニターアームの固定方法
- モニターの可動域
- 適応可能なモニターのサイズ、重さ
対象モニターに取り付け可能かどうか
これはモニター購入の際にも合わせて確認が必要。
モニターが「VESA規格」対応かどうか。どの規格(「100×100」など)に対応したモニターなのかを確認し、対応しているものを購入する必要がある。
作業する机(テーブル)へのモニターアームの取付方法
モニターの固定方法はいくつかあります。
設置方式 | 設置方法 | 注意点 |
---|---|---|
クランプ式 | 机の天板を挟んで固定する | 対応できる天板の厚みの確認が必要 |
支柱取付け式 | ポール(メタルラックなど)に固定する | 取り付けるポールの形状の確認が必要 |
グルメット式 | 机の天板に穴をあけて固定する | 机の天板に穴をあける必要がある |
壁面取付け式 | 壁に穴をあけて固定する | 壁に穴をあける必要がある |
これについては自分の環境にあったものを選択する必要がある。
特に穴をあける下の二つ「グルメット式」と「壁掛け式」は穴をあける必要がある。取り付ける際にもやり直しがきかないので注意が必要。
私は手軽な「クランプ式」を選択。
稼働域は上下左右前後どこまで動かしたい?
今回の目的としてはちょっとメインではないのですが、モニターアームは画面位置をスムーズに変えられるところがメリットです。
垂直のみの商品もありますが、自分が実際に使う上でどのくらいかどうしたら使いやすいか(前後に動かす、左右に動かす、画面の角度の微調整など)を考えて選択したい。
スプリング式は上下も動かせる、ガス圧制御式やメカニカル式(モニターの加重で調節?)のタイプがあるようです。価格の幅が非常に大きく全体的に高額な印象(人気の商品は現時点で2万円位)
今回は単純に価格も抑えたかったし、初めてだったので安定感のありそうな付属のポールに固定するタイプ(上下の位置変更は毎回ネジを外す)にしました。価格が数千円と安いのも良かった。
対応可能なモニターのサイズ、重量も決まっているので確認必要
モニターアーム側で対応可能なモニターのサイズや重量が明記されているので必ず確認。
重量についてはスプリング式の場合は最低重量も気にする必要があります。
モニターとモニターアームが到着したので取り付けてみた
画面ちょっと暗いですが完成写真です。すみません途中経過は今回はありません。
後ろ側写真。ケーブルぐちゃぐちゃなのは気にしないでください・・・
ちょっと頼りなそうに見えますが、見た目よりはしっかりしてます。
価格は安いモニターアームだったのですが、上下稼働ができない(上下のみネジを外して調整が必要)以外は、ちゃんと前後ろ、左右、画面の角度調整ができます。90度回転もできるので、画面の縦仕様もできる(高さが低いとひっかかる)
アーム部分の形状上動きがぎこちなく感じる場合もありますが、価格を考えれば全然許容範囲です。
モニターアームが予想以上に便利でよかった!
もともとは転倒防止の目的で購入したのですが、画面の角度をちょいちょい動かせるので、体の向きに合わせて簡単に向きが変えられてとても便利。
無理な姿勢で作業するより肩こりなど体の疲れも減るかも?と淡い期待。
あと、今まではできなかったモニター画面を縦にして使用することもできるようになったのがうれしい。今のところ縦で使う機会はないですけどね!
まとめ
きっかけは非常に切ない転倒事件でしたが、結果としてスタンド型で使っていた時よりもとても快適です!
モニターアームを設置する時はできたら二人で、モニターを支えながらやった方が安心。女性だと薄型とはいえモニターそこそこ重いですので、持ちながらネジ締めるのは大変です。買ってすぐにうっかりモニター壊したらもう涙も枯れますよ・・・
スタンドと違ってきちんと固定ができていれば転倒の恐れがないのが最大のメリットですね!これで安心して使えます。
モニターアームによっては2画面設置できるタイプもあるようなので、デュアルディスプレイで使いたいと考えている人はモニターアームで検討するのもありかもしれませんね。