REALFORCE、ダッキーに続き3代目のキーボードを購入しました(ワイヤレスキーボードは除きます)
今回はVarmiloのテンキーレス73キー(65%サイズ)のメカニカルキーボードです。
- Varmiloのキーボードに興味がある
- かわいいメカニカルキーボードに興味がある
- メカニカルキーボードの実際の使い心地が知りたい
- varmiloのデイジー軸の感想が知りたい
一応「メカニカルキーボード」と書いていますが、キースイッチの説明的には「静電容量スイッチ」と書いてあるので、静電容量無接点のキーボードという方が正しいのかな?
判断がつかなかったので、このままメカニカルキーボードとして今回は書いています。
ずっと気になっていたデザインが凄く綺麗な「Sea Melody」
ずっと気になっていたVarmiloのメカニカルキーボードです。
一番の特徴は何といってもデザインが美しい!
とある動画サイトさんで見かけて「こんなにキレイなキーボードがあるのか!?」てびっくりしました。
その時に見たのは「Sea Melody」と「Sakura」でしたが、どちらも淡いカラーで、イラストもメカメカしくなくて、ソフトな感じが見ているだけで癒されます。
キーボードって基本単色の白か黒がほとんなのでほんとに感動ものでした!

実際のところは手元見ながら入力するわけでは無いのでそれ程見ることは無いと思いますが(笑)
Varmiloのキーボードは展開されているカラーや種類が増えているようで、今はカスタマイズモデルもあるそうです。
ただ今回は私がずっと狙っていた「Sea Melody」をお迎えしました。
Varmiloの中でも人気の高いこちらのデザイン。
もう一つの桜デザインも良いのですが、ブルーとピンクでブルーの方が好きだったのでこちらになりました。



安ければ両方買っちゃいたい位好みでしたが、安くないので・・・
今回買ったキーボードのスイッチは6タイプから選択可能だった
メカニカルスイッチが選択可能な機種もありますが、私が買ったサイズとデザインでは全てオリジナルの静電容量軸でした。



軸名が花の名前なのがまたかわいいですね~
今回選べた6タイプのキースイッチ


レビューなんかを見ると「桜軸」と「ローズ軸」が人気っぽいです。
多分余り軽過ぎるとミスタイプ増えるという話を聞くので、標準的な重さのものが比較的人気なのかなと思います。
ゲームに使用する場合は、軽さ重視でジャスミン軸なんかも人気ありそう。
桜軸
リニアタイプで癖が少ない押し心地のスイッチだそうです。
CHERRY MXのスイッチでは荷重的には赤軸に近いようです。
荷重は45gですが、レビューなんかを見ると体感では結構軽く感じると書いているのを見かけます。
ローズ軸
リニアタイプで荷重55gなので割としっかり入力した感覚がありそうなスイッチです。
CHERRY MXのスイッチでは荷重的には黒軸に近いかな?(黒は荷重が60gなのでそれよりは軽そう?)
デイジー軸
リニアイプで荷重が35gとかなり軽いスイッチです。
CHERRY MXのスイッチでは荷重的に近そうなのはありません。REALFORCEの低荷重のタイプに近いかなと思います。
軽過ぎても押しにくいと感じる場合があるので、普段余り軽いのに慣れていないと逆に疲れるかもしれない。
グリーン軸
クリッキータイプのスイッチです。
何故グリーンだけ色名なのか?とかどうでもいいことがちょっと気になったけどもそれは置いておいて。
荷重は50gで、私はサンプルのキーホルダーレベルしかわかりませんが、音がリニアと違って「カチカチッ」という高めのはっきりした音がします。スイッチ押してるみたい。
静音性はありませんが、ちょっと押した感じ気持ちいかもしれない。ゲームする人向け?
アイリス軸
タクタイルタイプのスイッチです。
これはサンプルになるものを全く持ってないので、ちょっとうまく表現できませんが、リニアとクリッキータイプの中間というレビューを見かけました。
荷重は45gでCHERRY MXでは茶軸に近い?茶軸は荷重が55gなので完全に近いのは無いのかも。
ジャスミン軸
リニアタイプで荷重は40gですが、ストロークが通常のものよりも短い為ちょっと癖が強いスイッチです。
ちょっと触ると反応するというレビューがあるように、スピード軸というCHERRY MXでは銀軸に近いようです。
入力の面では軽過ぎて誤入力が増えるというレビューやコメントも見かけたので、入力メインでは無くてゲームで使用する人向けなのかなと思いました。
個人的には興味あるのですが今回は選びませんでした。
最終的のどれを選んだ?
というわけで、さんざん悩んでこの中から自分に合いそうなのを選びました。
今回私が選んだのは「デイジー軸」です。
REALFORCEで軽いのに慣れているから大丈夫かなと思って選びました。



天邪鬼なわけでは無い・・・
実際に届いたキーボードの感想
実際に届いたキーボードを触ってみた感想を書いてみます。
キーボードの梱包状態は?
外包装については買ったことあるお店なので、今回も丁寧で問題なしでした。
ただ肝心の商品については、既に購入済みの二つのキーボード(ダッキーとリアルフォース)と比べてしまったせいか、正直ちょっと思っていた程の感動は無かった・・・
箱のデザイン的には確かに凄くキレイなのですが、問題は箱の状態の方です。
箱のふち?部分とかが既にちょっと傷ついている感じで、開けた感じも箱の作り(はめ込み?)が余り丁寧な感じには見えず・・・開けると箱の角の接続部分が浮いて安っぽく見えてしまう。
梱包する為だけの箱なので「細かいこと言うなよ」と怒られそうですが、以前の二つがとてもしっかりした箱で高級感があったのと、今回も二万円近い商品なので、もうちょっとこう・・・って期待が大き過ぎたかなぁ・・・
キーボード本体の見た目やサイズ感は?
ドキドキの開封です(直後の写真ではないけど・・・)
キーボード全体の見た目について
想像通りのキレイなブルーです。
フレームだけでなく、キーの部分も青と白で分けられていて、とても素敵です。
白のキーボード部分には水を表現した泡がさりげなく描かれています。キーの文字も統一性のある青ですが、結構くっきりとしていて視認性は悪くありません。
若干カナ文字は小さいかもしれませんが、すっきりして邪魔にならずむしろ良かったです。



私は普段手元は見ないので、文字のサイズや視認性については正直余り気にしていません


見た目は商品の説明画像の通りでとてもきれいなパステルカラーの青色で「光の射した海」なイメージで癒されます。


絵の感じも手書き感のある淡い感じでほんと癒されます(二度言った)


控えめに言って最高です。凄く大満足!!
サイズ感は?
見た目にばっかり話が行ってしまいましたが、今回のサイズもダッキーと同じ65%だったのですが、前回はUS配列で今回はJIS配列なのでキーの配置やキーの間隔なんかも結構違うのでサイズ感もちょっと違います。


並べてみるとそこまで極端に違うわけでは無いのですが、ちょっと大きいですね(画像が暗くてすみません)
でも日本語配列なので、かなキーもあって使いやすいです。
「軽い軽い」いわれているデイジー軸の押し心地は?
コメントなどで見かけていた通りかーなーり軽いです。
スッカスカといっていい程に軽いです(笑)
スコッという手ごたえの無いリニア特有の押し心地がベースなんだろうと思うのですが、体感でも数値通り、私が持っているダッキー(静音赤軸)よりも押し心地が軽い・・・というか確かにちょっと軽過ぎるかも?
リアルフォースの方が荷重的には軽いはずなんですが、デイジー軸はなんかスカッと抜けてしまう感じで、ちょっと私的には指の感覚が掴みにくいです。
とはいえ押し心地はとても軽いので、メカニカルキーボードで激軽い押し心地を試したいならこちらのスイッチもいいかもしれません。
キーの手触りはツルツルでは無く、サラッと柔らかく感じるので好みです。
Varmilo製のキースイッチキーホルダーで遊んで比較
Varmilo製スイッチの一部はキーホルダーとして販売しています。
1個数百円程度なので、何か他の商品と合わせ買いで買ってみても面白いと思います。
一個ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、押し心地比較で買ってみるのも良いとは思います。


キーキャップは取り外してキーボードに取付することもできます。
ただちょっとサイズが大きいのと、傾斜なんかは無いので、使える場所は選ぶかも?


リニアのメリットでもある静音性は?
押し心地は軽いのですが、意外とカチャカチャ音がうるさいです。
ダッキーと比較しても、ダッキーはカタカタするくらいですが、こちらはカチャカチャと結構はっきり音がします。ダッキーのスイッチは静音赤軸なので平均より静かなのかな?



丁度良い比較対象が無いのと中々評価し難いですね
軽い分奥までしっかり勢いよく沈んでいるせいなのかな?底付きする音が「カッツカッツ」ぶつかるように音がするんですかね?でも静電容量なのでぶつかってない??
この部分はちょっと気になりました。
デイジー軸はもともと静音性が高いとは言って無いので、音に関しては仕方ないのかも。
ケーブルは太め?取り付けはしやすい?
太さについてはどれを基準とするかにもよりますが、ダッキーと比べると変わらないか、もしくはこっちの方がむしろ多少柔軟性があるように感じました。
好きな角度にぐんにゃり曲げていい感じに接続できました。
接続も特に固いとかは無くサクッと刺せました。認識もスムーズです。
強度や耐久性に関してはこれから使ってみないと分からないですね。



ケーブルもフレームと同じ青色で、統一感があって好きです
その他の付属品は?
購入前に見た商品画像とある程度差異があるのは覚悟していたのですが、キーキャップを抜くキープラーにちょっと不満がありました。
写真だと淡い透明感のある青色のものでしたが、届いたのは不透明な無い白い持ち手のものでした。
この辺は仕様変更とかあるからしょうがないのかも。
実際に使用してみた使い勝手は?
デイジー軸はスタンダードなタイプ(桜軸や赤軸など)と比べて荷重が軽いので、スカッとした押し心地で、軽くて楽というより、スッカスカなのでかなり好みが分かれそうです。
「誤入力が増える」というコメントもあちこちで見かけますが、実際にどうなのか、暫く使用してみての感想です。
誤入力は増えた?
結論から言うと、私はそれ程は誤入力は増えていないと思います。
全然しないということでは無いのですが、手持ちの他のキーボードと誤入力の割合に大差が無いという意味です。
もともと文字を打つ機会が多く、更にREALFORCE(荷重30g)で慣れているせいか、軽い分には極端にストレス無く入力ができます。
なので「軽い=誤入力増える」ということでは無くて「軽さにどのくらい慣れているか?」という部分が大きいかなと思います。あとは単純に相性だと思います。
実際私は今メインで使用しているSurfaceの公式キーボード(パンタグラフ)は、慣れるまでめちゃめちゃ使い辛いと感じていました。



最初余りに使いにくくて箱に戻したくらいです。
こちらも今では慣れて使いまくっています。
なので個人的には結局慣れの問題かなと思います。
ただ慣れるまで使い続けられるか、そもそもこの軽さが好きかどうかは時間の経過でも解決しないので、自分が「軽い打ち心地が好きか?ある程度押し心地を感じたいか方か?」は購入前にしっかり確認することをおすすめします。
私は逆に打ち心地が重いキーボードは疲れるので苦手です。



メジャーな桜軸や赤軸の方が好みが強く出にくそうなので失敗はしなそう
押し心地が好み
入力は軽いので疲れず高速で入力できます。反応も良いので楽しいです。
余りキーを押してる感は無いですが、軽いタッチでサクサク入力できるのは気持ち良い!
もしかしたら私は「シルバー軸」とかも相性がいいかもしれないと、ちょっと興味が沸いてきてしまった。
キー表面の触り心地は、サラッとしていて触り心地も好きな感じです。
荷重は赤軸と同じ45gですが、ストロークが3.4mm、作動点が1.2mmとかなり短いスイッチ。
その為反応速度がとても速く、高速タイピングが可能!らしい!?(持ってないからわからないけど)
別名(?)スピードシルバー軸といわれているそうです。
個性が強いスイッチなので、好みがかなりがっつりと別れるそう。ちょっと気になってる。
高さはちょっと高いかも。アームレストがあると疲れにくい


ダッキーもそうでしたが、メカニカル系は高さがあるので、ちょっと手首が大変ですね。
本体後ろに高さ調整用の収納式のスタンドもついていますが、やっぱり手が疲れる。


長時間使うなら、やっぱりアームレストは欲しいかも。
最近Surfaceの薄型パンタグラフキーボードばかり使っていたせいで、ぺったんこキーボードに慣れてしまったのもあるかもしれないけど、デカくて重量級のREALFORCEよりもちょっと高さがあると(個人的には)感じる。
入力音がうるさいのは許容範囲内?
結構カチャカチャするので、周りに人がいるところで使うにはちょっと気を遣うレベルかも?
個人的には結構うるさい方かなと思います。
試しに静音リング装着してみる
静音リングは完全に音がしなくなるわけでは無いのですが、初回のカチャカチャ音はそこそこ緩和されたと思います。
ダッキーは静音リングを付けていてもいなくてもそれ程差を感じなかったのですが、こちらははっきりわかるレベルで変わったように思います(個人の感想です)



ダッキーは付けてもそれ程差を感じなかったので今は静音リングは外していますが、デイジー軸は付けたままになりそうです。
「カチャカチャ」から「カチカチ」に変わった感じ?うまく言えませんが・・・
静音リングを付けて打撃感がかわるというのもあると思いますが、それもこちらに関してはむしろちょっとソフトになって良い感じの打撃感になった気がします。
好みの問題ですけどね。


テンキーレスでファンクションキーもないけど使い辛くない?
普段仕事でもノートパソコンでの作業が多いので、テンキーは無いのに慣れています。
ただ「ファンクションキー」と「全角半角」が無いのがちょっと不便ではあります。これは同時押しで対応する必要があるので、使い慣れていないとちょっと慣れが必要です。
ファンクションキーの切替
- Fn + 数字キー(1から~)
- Fn + PgDn(数字キーをファンクションキーに切り替える)
- Fn + PgUp(数字キーを数字に切り替える)
「ファンクションキー」については簡単に切り替えられるので分かりやすく、それほど頻繁でもないのでそこまでは不便に感じていません。
PgDnが点灯中は数字、PgUpが点灯中はファンクションキーと、それぞれライトが光ってくれるので今どっちの設定になっているかも分かりやすくて良いです。
全角半角(半角英数へ)切替
- Fn + Esc
- Fn + CapsLock
ただ「全角半角」の切替がまだちょっと慣れません。
上記のようにFnとの組み合わせは「Esc」でも「CapsLock」でもどちらでもできました。
ちなみに全角(ローマ字入力)にしたい時は「カタカナ/ひらがな」ボタンがあるのでこちらを押せばできます。
半角英数(直接入力モード)を使用したい時に上記の組み合わせでボタンを押す必要があります。
ただこれはどちらにしてもなれません。
癖でEscボタンを良く押してしまって変な操作になることがしばしばあります。
この記事を書いている今もこちらのキーボードを使っていますが間違います。
「CapsLock(英数)」をおして半角英数を入力すれば半角英数の切替はできるので、入力自体は問題なくできます。
ただ、私はいつも直接入力モードにしていたので、使い難いと感じてしまう。



同時押しに慣れれば問題無いんだけどね
総合的な満足度は?
色々書きましたが、やっぱり一番はこの見た目の美しさですね!とてもきれいで見ているだけで癒されます。
入力に関しては軽さが好みがばっちり分かれそうですが、静音リングも使用すれば、私はなんとか使えそう。ただほんとに軽いです。
静音性は余り期待しない方がいいと思います。
キーボードサイズは大き過ぎず、最低限方向キーなどが付いているので少し慣れれば省スペースで作業できるので良いです。
使用していない時は机の横に立てかけて置いています(厚みがあって小さいので今のところ倒れない)
目に入るところに置いておきたくなるキーボードです。



うまく立てかける良いものが無いか、今度100均でも探してみようと思っています
まとめ
「Varmilo Sea Melody 65%キーボード」の使用感などをレビューしてみました。
メカニカルキーボードなのでやっぱり高い買い物だったけれど、届いた商品にはとても満足しています!
作業時のテンションの維持に大いに役立ってくれそうに思います。できたらそのまま作業しないで眺めていたいのが本音です。
別のデザインや、カスタマイズオーダーもあるようなので興味はあるのですが、これ以上キーボードを買っても置いておくところが無いのでちょっと難しいかも。
おそろいのマウスパッドもあるので合わせて使えたらいいなと思っています。
入力のしやすさに関しては、スイッチに依存するところが大きいので一概には言えません。
「デイジー軸」は癖が強い(軽過ぎる)という評価は当たっていると思うので、私みたいに打ち心地が軽いのが好きな人以外はちょっとおすすめできません。
軽いのが好きであればジャスミン軸(40g)も良さそうです。
こちらのシリーズはキースイッチの選択肢も多いので、スタンダードな「桜軸」や「アイリス軸」等で試してみるといいように思います。
かわいい(キレイな)キーボードが欲しいという人にはとてもおすすめなキーボードです!